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解説
『明教新誌』は、初期の『官准教会新聞』時代を含めると、明治七年から明治三十四年まで、四六○三号にわたって続いた隔日発行の仏教新聞である。この新聞を主宰したのは、著名な仏教運動家で、ジャーナリストとしても知られた大内青巒である。大内はこの新聞を砦として、新聞紙条令と讒謗律という言論取締法に粘り強く抵抗しながら、さまざまな啓蒙運動を展開し、仏教内外に大きな影響を与えた。
『明教新誌』は、特定の宗派に偏らない編集方針を持ち、隔日発行だけに情報量が多く、内容も官報、各宗の録事、社説、雑報、論説、法語、文芸、寄書などバラエティーに富んでいる。それだけにこの新聞は、日本近代仏教史を研究する上で必要不可欠の資料として注目を集めてきた。
高野山大学図書館は、特色ある教育研究の一環として、この新聞のCD−ROM化を企画し、諸機関の協力を得て、ほぼ全号の収録に成功した(ただし『教会新聞』には相当数の欠号がある)。それがこの度、小林写真工業の手で市販される。
仏教史に止まらず、広く明治文化の研究にとって有用なこの資料が、極めて扱いやすい形で一般に供せられることを慶び、これを推奨する次第です。
高野山大学 教授 奥山直司
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■製品概要■ |
製品名 |
『明教新誌』 DVD-ROM(PDF)版 |
収録内容 |
明治7年(第2号)〜明治34年(第4603号) |
メディア |
DVD-R 全2枚 |
価格 |
1 明治 7年〜24年 44,000円
2 明治25年〜34年 44,000円
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監修 |
高野山大学附属図書館 |
製作・販売 |
小林写真工業株式会社 |
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